学校生活

2025年2月の記事一覧

令和6年度 藍青賞授賞式

2025年2月15日(土)、徳島県立総合教育センターホールにて、令和6年度
藍青賞授賞式が執り行われました。本校からは2名の受賞者が登壇し、中川教育長
より賞状をいただきました。

花垣陸(2年):ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ 第5位

中村莉音(3年):令和6年度徳島県総合体育大会(剣道競技)ベスト8

2名をはじめ受賞されたみなさま、本当におめでとうございます。今後も更なる
飛躍を目指して頑張ってください!

工場見学 ~商業科2年~

 1月30日(木)、予餞会の午後、商業科2年の生徒4名が阿波晩茶の製造工場に見学に行きました。公共の授業で行っている課題研究のためです。授業では、身の回りの社会と自分たちとの関わりについて、環境問題や地方自治、地域経済、他の地域との比較などを学習してきました。その総まとめとして、地域活性化に関する課題研究をしています。

 訪れたのは、阿南市加茂町にある「いかわ発酵」。阿波晩茶の伝統的な製法を重視しながら、大量生産できるように機械化に取り組んでいる企業です。

 徳島の特産品として、スダチや鳴門金時、木頭ゆずなどは有名ですが、阿波晩茶についてはあまり知られていません。まずは、生徒たちが知ることから始めました。事前学習としてインターネットから阿波晩茶の製法を見たり、希少性や健康との関係などについて調べたりしました。それをもとに、生産者への質問を考え、実際に工場を見学させてもらったのです。

 代表取締役の八木史織さんに工場の中を案内してもらい、実際の作業の様子を見せていただきました。製造から流通までの過程や製造する上での大変さ、阿波晩茶の魅力をたくさん伺うことができました。

 八木さんが、「県外に出た子どもたちが、“徳島の特産品は?”と聞かれて、“阿波晩茶!”と答えてくれるようにしたい。うちの公式キャラクター・茶ライオンの“ばんばん”がすだちくんと並ぶのが夢」、と阿波晩茶への思いを話してくださいました。また、「私の思いが後世に伝わり続け、故郷への誇りを持てる若者が増えていけばいいな」ともおっしゃっていました。

 その八木さんの思いを実現させるお手伝いとして、私たちの研究が少しでも役に立てるように研究を深めていきたいです。公共の授業は2年生だけですが、商業科3年には課題研究の授業があります。家庭科の授業ともコラボして、教科横断的に研究を進めていきたいと思います。