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2006年度秋季四国地区高校大会優勝

富岡東が県勢初Vの快挙!!
第6回 秋季四国地区高等学校軟式野球大会 優勝


エース好投,7回決勝点
軟式野球の2006年度秋季四国地区高校大会最終日は23日,蔵本球場で決勝を
行い,徳島県代表の富岡東が2-0で高知中央(高知)を下して初優勝を飾った。
6回目となる同大会で県勢の優勝は初めて。

 

 高知中央 000 000 000 | 0
 富岡東  000 000 20✖ | 2

 

富岡東がエース奥田の好投で,高知中央に完封勝ちした。右腕奥田は6イニングで
得点圏走者を背負いながらも,伸びのある直球を低めに集めて得点を許さなかった。
打線は0-0で迎えた七回,安打と敵失などで二死二,三塁の好機をつくり,井上
が右越え二塁打を放って決勝点を挙げた。

 

 

 

 

ピンチで粘り/歓喜の立役者
高知中央との投手戦を制し,初の栄冠を手にした富岡東。19人の選手たちはゲー
ムセットとともに,マウンドに駆け上がり喜びを爆発させた。歓喜の輪の中心では,
粘りのピッチングで優勝の立役者となった1年生のエース奥田がもみくちゃになっ
た。
 立ち上がりから再三のピンチをしのぎ,スコアボードに「0」を並ばせた奥田。
「長打を打たせないように心掛けた。低めを意識して投げたのが良かった」と満足
の表情を浮かべた。全国大会出場を懸けた8月の四国大会決勝では,松山商に力勝
負を挑み8失点。全力投球ばかりでなく,制球を重視する投球の大切さを痛感した
という。
 七回に1年生エースを援護する一打を放った2年生の井上は「インコースをフル
スイングした。勝利に貢献できてうれしい」。愛媛代表の新田を破った1回戦での
タイムリーに続く勲章打を振り返った。
 優勝旗を受け取るナインをベンチから眺めた稲井監督は「奥田の粘りの投球が打
線の奮起を呼んだ。全員でつかんだ四国一だ」。興奮気味に選手をたたえた。